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犬のしつけ一覧
愛犬を叱らずに唸り・威嚇を解消する方法は?(しつけご相談)

愛犬の唸り・威嚇は、多くの飼い主さんが抱えているお悩みのひとつです。
今回は、長内トレーナーと飼い主さまとのトレーニングの様子から、叱らず唸り・威嚇を解消する方法についてお伝えします。
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犬が唸る一般的な理由についてはこちらの記事をご確認ください。
→ 犬が唸る理由と対処法は?トレーニングで解決する方法も
吠え癖にお悩みの方はこちらの資料もご確認ください。
→ 【トレーナー監修】その吠え、放置すると危険!吠え癖対策チェックリスト
ご相談内容①:赤ちゃんに対して唸り・威嚇をする
赤ちゃんの声や、赤ちゃんが近づいてきたときの音に気づくと唸るという愛犬。ゲージで愛犬と赤ちゃんの間を仕切り、直接接触しないようにはしているようですが、近づいてくるのが分かるとかなり唸るようです。
こちらの動画は、実際のご相談の様子を一部を切り取ったものです。
長内トレーナーからのアドバイス
愛犬の中で、段々と赤ちゃんに対する警戒心が育ってきており、赤ちゃんが警戒対象であると認識されてしまっているのだと思います。愛犬は、赤ちゃんのことを「怖い」と思っているのではないでしょうか。
そんなときは、愛犬から赤ちゃんが見える状態で、愛犬にご褒美をあげる練習を実践してみるとよいでしょう。「愛犬にとって良いこと」をしてあげる練習をしてみると改善するかもしれません。
ご相談内容②:散歩中に他の犬に対して唸り・威嚇をする
こちらも同じ飼い主様の2回目のご相談の様子です。愛犬は、散歩中に元気いっぱいな犬が、勢いよく向かってくると唸り始めるようです。飼い主様は、愛犬が唸ると、「No!」「ダメ!」などと叱っているのですがなかなか効果が出ない様子です。
こちらの動画は、実際のご相談の様子を一部を切り取ったものです。
長内トレーナーからのアドバイス
赤ちゃんへの唸りと同様、恐らく他の犬に対する恐怖心があるのではないでしょうか。
そんなときは、散歩中に他の犬が見えたら、愛犬におやつなどのご褒美をあげるトレーニングがおすすめです。
他の犬に対して怖がっているときに飼い主が叱っても、愛犬が更に不安になってしまいます。唸り始めてからでもよいので、ご褒美をあげるトレーニングを実践しましょう。
まとめ
今回は赤ちゃんや他の犬への唸り・威嚇をする際の対処法についてお伝えしました。ただし、対処法を取る前にまずは愛犬が唸る・威嚇をする原因を特定し、適切な対策をとることでより改善の確率がアップします。
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