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【トレーナー監修】犬は人間の言葉が分かるってほんと?しつけの際のコツ
普段は全然言うことを聞いてくれないけど、「ごはん」や「散歩」と声をかけたときに、喜んで反応する。一方、「お風呂」や「病院」などと言ったときに嫌がる素振りをする。こういった経験をお持ちの飼い主さんも多いのではないでしょうか。
愛犬のこういった様子を見ると、「もしかして、犬は人間の言葉を理解しているんじゃないか?」と思うことってありますよね。
今回の記事では、犬がどの程度人間の言葉を理解しているか、しつけの際のコツについてお伝えします。
犬の言語理解能力は人間の3歳児並み
犬の言語理解能力は、人間の3歳児程度とされています。一説では、犬は200語以上の単語を覚えているとされています。
そのため、しつけ次第では「ボール持ってきて」「リード持ってきて」と言うと、実際にお目当てのものを持ってきてくれるようになります。
単語は理解できるが、長い文章は理解できない
犬は短い単語などは理解できますが、文章などの長い言葉は理解できません。人間の3歳児も、大人の言葉をほぼ理解できているといわれています。
ただし、人間の3歳児の場合は、会話を完璧に理解しているわけではなく、単語の意味を広い、話している人の表情や行動、過去の経験と結びつけ意味を理解しています。
しつけをする際のコツ
犬は文章などの長い言葉は理解できず、短い単語なら理解できます。そのため、愛犬とうまくコミュニケーションをとるためには、短い言葉を使うようにしましょう。
褒めるときは「できたねえらいね~いいこだからおやつをあげるね~」ではなく
「いいこ!」と短くシンプルに。また、褒めるときはなるべく高めのトーンで伝えると効果的です。
注意するときは「んも~なんでそんなことするの」ではなく
「ダメ」「まて」とこちらも短くシンプルに。ただし、褒めるときと分けるために、低く落ち着いて強いトーンで伝えましょう。
「ふだんと違うからこれはいけないことなのか」と愛犬が理解してくれます。
まとめ
犬の言語理解能力は人間の3歳児並みで、短い単語は理解できますが、長い文章は理解できません。そのため、しつけをする際は短い言葉でシンプルに伝えるようにしましょう。
しつけ方やトレーニングの進め方が不安な飼い主さんは、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
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