帰宅したら飛びついてきてとってもかわいい。けど、うちの子は大型犬だし、来客やお友達にも飛びついてケガをさせてしまわないか心配。愛犬の飛びつき癖にお悩みの飼い主さんも多いのではないでしょうか。

今回は犬が飛びつく理由と対策についてお伝えします。

犬が飛びつく理由

嬉しい、興奮している

飼い主やお友達に会えた！遊んで！嬉しい！など興奮状態が主な理由です。このとき、基本的には攻撃的な意図はありません。

よくあるシーンとしては、
・飼い主が帰宅したら、跳ねるように飛びつく
・散歩中に人や犬にしっぽを振りながら飛びつく
・遊んでいる最中に興奮して飛びつく
などがあげられます。嬉しくて感情をコントロールできなくなり飛びついてしまっています。

飛びつくとよいことがあると学習している

過去に飛びつくと良いよいことがあった経験を学習し飛びついています。なにかを要求するときに飛びつくと、飼い主が応じてくれると理解しています。

よくあるシーンとしては
・ごはんが欲しいときに飛びつく
・遊んでほしいときに飛びつく
・抱っこしてほしいときに、毎回飼い主さんへ飛びつく
などがあげられます

飛びつきの対策

飛びついてきたら無視をしましょう。ありがちなのが、中途半端にリアクションをとること。

「もう～ダメだよ～」「落ち着いて～」と言っても、犬は理解しません。
「No！」「ダメ！」など言ってもやめない場合は、その言葉が注意ではなく遊んでくれていると思われている場合があります。

帰宅時などに犬が飛びついてくると分かっている場合は、飛びついた犬をすぐに撫でたり抱っこせず、まず「おすわり」をさせることも効果的です。
犬は冷静さを取り戻し、飛びつきたい気持ちを抑えて飼い主の命令に従うようになります。

まとめ

犬が人に飛びつく理由は
・嬉しい、興奮している
・飛びつくとよいことがあると学習している

などが考えられます。飛びついてきたら無視をし、中途半端にリアクションをとらないようにしましょう。

犬の様子をよくみても、なぜ飛びつくか理解できないこともあります。そんなときは、プロのドッグトレーナーに相談することもおすすめです。イヌトレでは、オンラインで愛犬に関する相談やしつけトレーニングを受けることができます。
→ イヌトレ（自宅でオンラインしつけ教室）のご案内はこちら