日本最大級のオンラインドッグトレーニングサイト

初めての方無料で相談してみる

犬のくしゃみの3つの原因

犬も人間と同じようにくしゃみをします。愛犬がくしゃみをする原因は、風邪や病気、歯周病、などが原因となっていることもあり、放置すると症状が悪化するリスクがあります。

愛犬の健康を守るためにも、くしゃみの原因を探り、適切な対処がとれるようになりましょう。

今回は、犬のくしゃみの原因についてお伝えします。

くしゃみの原因

鼻への刺激

鼻に異物が入ったり、においなどの刺激があると、反射的にくしゃみをします。例えば、散歩中はにおいを嗅ぎながら情報収集を行っています。

そのためホコリや砂などの細かい異物が入ってくしゃみをすることがあります。基本的には生理現象なので心配する必要はないですが、あまりにもくしゃみを繰り返す、鼻をずっと気にしている様子を見せるといったときは、必要に応じて動物病院にいきましょう。

また、香水、消臭剤、たばこ、香辛料などの、においの強いものもくしゃみの原因です。犬の嗅覚は人間よりもはるかに優れています。犬にとっては刺激が強いので、避けるようにしましょう。空気清浄機を設置し、原因となるにおいを取り除いてあげることも効果的です。

風邪や病気

風邪や病気が原因でくしゃみが見られることがあります。

鼻炎:細菌やウイルスなどが原因で、鼻の粘膜が炎症を起こしている状態です。くしゃみ以外には鼻水、目やにが増えたりします。ネバネバとした鼻水が特徴です

歯周病:歯周病による炎症が鼻にまで広がり、くしゃみの原因になります。くしゃみ以外には口臭の悪化や歯茎の腫れ、膿の混じった鼻水が出たりします。歯や口の中が痛いので、食欲が低下することで判明することもあります。

ケンネルコフ:ケンネルコフは犬伝染性気管気管支炎と言われます。犬アデノウイルス、犬パラインフルエンザウイルスなどのウイルスが原因です。くしゃみ以外には、乾いた咳が見られます。ワクチン接種前の子犬などに多く見られます。

いずれの場合も、早めに動物病院に見てもらいましょう。

カーミングシグナル

カーミングシグナルは、ストレスや不安、緊張を感じたときに、自分を落ち着かせるためにとる行動です。カーミングシグナルには、あくびをする、視線をそらす、頭をふる、などがありますが、この中にくしゃみも含まれます。

例えば、お散歩中にお友達に会えて、興奮してくしゃみをする様子がよく見られます。カーミングシグナルは、興奮を落ち着かせようとしているだけですので、優しく見守ってあげましょう。

逆くしゃみとは

くしゃみとは反対に、鼻から勢いよく空気を吸い込むしぐさをする犬もいます。逆くしゃみをする原因ははっきりとはわかっていませんが、鼻の違和感や刺激に対する反応と言われており、多くは1分ほど続きます。チワワ、パグ、シーズー、トイプードルなどの小型犬や、短頭種で見られます。ほとんどの場合、心配はないようですがあまり多くみられる場合は、早めに動物病院に相談をしましょう。

まとめ

くしゃみが何日も続いたり、他の症状が出ている場合は、病気や風邪などの可能性が高いです。早めに動物病院に相談しましょう。

ただ、動物病院に相談すべきな?なんて迷ったときや、分からないことや気になることがあったら、ドッグトレーナーさんに相談してみてくださいね。