PET TRAINING
犬のしつけ一覧
【トレーナー監修】愛犬の留守番中のイタズラ。理由と対策は?
お留守番中に愛犬にイタズラをされた経験がある方は多いのではないでしょうか?
- ゴミ箱をあさられた
- ティッシュの中身を全部出された
- 家具を噛まれた、破壊された
- 入ってはいけないと言っている場所(寝室など)に入ってイタズラしていた
などなど。
ただ、愛犬はあなたを困らせるためだけにイタズラをしているのではないんです。
今回の記事では、愛犬がお留守番中にイタズラをしてしまう理由と対策について解説します。
イタズラをやめさせる方法についてはこちらの動画でも解説しています。
しつけ方に不安を感じる方は、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
→ イヌトレ(自宅でオンラインしつけ教室)のご案内はこちら
独りでいて不安だから、怖いから
愛犬は飼い主に置いて行かれた!と思い、不安になってイタズラをしているのかもしれません。
そんなときは、急に本番のお留守番をさせる前に、ちょっとした外出を繰り返して、少しずつお留守番に慣れてもらいましょう。
退屈だから、暇だから
何もすることが無く暇なため、家の物を遊び道具にしているのかもしれません。
お留守番のときにも退屈しないような、おもちゃを与えてあげてくださいね。
飼い主にかまって欲しいから
飼い主であるあなたの気を引きたくてわざとイタズラをしているのかもしれません。
帰宅してイタズラに気づいたときに、大きな声を出したり、愛犬を追いかけたりしませんでしたか?
留守番中にイタズラをしたことで、飼い主がかまってくれたと学習してしまっている可能性があります。
イタズラを見つけたときの間違った対処
イタズラを見つけたときは大声を出す、走り回る、声をかけるなどリアクションをとってはいけません。愛犬はリアクションをとったあなたが「喜んでいる」と勘違いしてしまいます。
そのため、イタズラを見つけても無言で後片付けをしましょう。イタズラから時間がたった状態で叱っても、犬は怒られている意味を理解できません。
イタズラは見つけたその場で低い声で冷静に叱る
イタズラは現行犯で叱るようにします。繰り返しになりますが、大声で叱ったり走り回ったりすると、その反応を「喜んでくれてる!」と勘違いする子もいるので、低い声で「ダメ!」「やめなさい!」など冷静に叱りましょう
その他のしつけの際の注意事項はこちらの記事でも解説しています。
→ 【トレーナー監修】愛犬のしつけの注意点・NG例、よくある失敗例も
イタズラの防止対策
日常からたくさん愛犬にかまってあげましょう。愛犬の不安や不満を解消し、イタズラ防止が期待できます。
散歩は十分ですか?元気有り余って留守番中にイタズラをしてしまっているかもしれません。また、イタズラをしてほしくない場所や物に、イタズラ防止スプレーをかけるのも効果的です。犬が嫌いな苦みを感じ、「これを噛まないでおこう」と学習し、イタズラ防止になります。イタズラをしなかったときはしっかりと褒めてあげてくださいね。
イタズラをさせない環境づくりを
そもそもイタズラをさせない環境づくりをしてあげましょう。
以下のチェック項目をご参考ください。
- イタズラしやすい場所にティッシュやごみ箱が置いてありませんか?
- 犬が寂しくないようにかまってあげていますか?
- 体力のある子は散歩にきちんと付き合ってあげていますか?
- かじってほしくないものにはイタズラ防止スプレーなどを利用していますか?
まとめ
お留守番でのイタズラには必ず理由があります。独りでいて不安だから、怖いから。退屈だから、暇だから。飼い主にかまって欲しいから。など、愛犬がイタズラをしてしまう理由を見極め、対策をとってあげましょう。イタズラをする理由が分からないときは、ドッグトレーナーさんなどに相談してみてくださいね。