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犬の多頭飼いのポイントは?2頭目のお迎えの際に気を付けること

小型犬と大型犬

1頭目も落ち着いてきて、2頭目のお迎えを考えている。ただ、上手に飼えるか、先住犬と仲良くしてくれるかなど、多頭飼いについてお悩みの飼い主さんも多いのではないでしょうか。

多頭飼いは、犬の社会性を育てたり、運動不足やストレス解消になるという効果もあります。
今回は、多頭飼いをする際に気を付けるポイントについてお伝えします。

多頭飼いをする際に気を付けるポイント

先住犬の性格

「先住犬の性格が多頭飼い向きか」という点です。多頭飼いに向かない犬種というのは存在しませんが、先住犬の性格を確認しましょう。

子犬同士の甘噛み

犬の性格は犬それぞれ。散歩中やドッグランなどで、他のおうちの犬を怖がったり、威嚇したりしていないですか?他の犬が苦手、という子も一定数います。

先住犬のしつけ

吠え癖や噛み癖、トイレなど、基本的なしつけができてから2頭目をお迎えしましょう。

しつけ

先住犬の問題行動をマネして、2頭目が同じ行動を取ってしまう可能性があります。

先住犬のしつけについて、何から始めればよいか不安な方はこちらの記事を合わせてご確認ください。
【子犬をお迎えしたら】しつけの順番は?何から始めたらいい?

犬同士の相性

犬同士にも相性があります。相性が悪い犬同士を多頭飼いしてしまうと、ストレスの原因になることもあります。

多頭飼いを検討する際は、事前に先住犬と2頭目の顔合わせをすることをおすすめします。

体のサイズ

先住犬と2頭目の成犬時のサイズが同じくらいの犬種がおすすめです。

大型犬と小型犬を一緒に飼うと、遊びのときに力の違いによってケガに繋がることもあるので注意しましょう。

年齢差

年齢の差は5歳程度だとよいとされています。先住犬が高齢で、2頭目が子犬の場合、疲れ知らずのじゃれ合いで、先住犬のストレスになる場合もあります。

親子犬

また、年齢が近い場合、元気いっぱいで手がかかる時期や、介護の時期が先住犬と2頭目で重なり、飼い主さんの負担となる可能性があります。

先住犬ファーストにすべき?という点について


よく「2頭目よりも先住犬を優先すべきか?」「先住犬にはある程度我慢してもらう必要があるのか?」というご質問をいただきます。

結論は「先住犬ファースト」や「先住犬に我慢してもらう」ことなどは意識する必要はありません。ほとんどの場合、2頭目より先住犬の方が年齢が高く、2頭目が自然に遠慮することになります。そのため、犬同士の関係は、犬同士に任せて大丈夫です。

ごはん

また、「ごはんをあげるタイミングは変えるべき?」などの質問もいただきます。
こちらは、それぞれの容器にそれぞれのごはんをよそえば、一緒のタイミングでごはんをあげても問題ありません。

どちらかを優先するのではなく、先住犬も2頭目も同じくらい愛情をかけてあげてくださいね。

まとめ

多頭飼いで家族が増えるのはとっても嬉しいこと。ただ、多頭飼いを始めるにあたり、気を付けるポイントはたくさんあります。

2頭目を検討する際に、分からないことや気になることがある場合は、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
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