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【トレーナー監修】犬が飼い主の体や服を噛む3つの理由と対処法とは?

愛犬に服の袖や、ズボンの裾を噛まれたり、手や足を噛まれた経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。
「遊んでほしいのかな?」「ごはんが欲しいのかな?」なんて考えてはみるものの、理由が分からないことの方が多いと思います。
どうして犬は飼い主の体や服を噛むのでしょうか?

今回の記事では、犬が飼い主の体や服を噛む3つの理由と、対処法についてご紹介していきます。

動画でも解説していますので、合わせてご確認ください。

噛む理由①構ってほしい

飼い主に構ってほしいときや、遊んでもらいたいときに体や服を噛む場合です。飼い主の注意を引き、「私に構って!」とアピールしています。

構ってほしい時の対処法

この場合は、はっきりとした口調で「No!」「ダメ!」と伝えましょう。
注意点としては、中途半端に「もう痛いよ~」「やめて」などとリアクションを取らないように。また、「はいはいどうしたの」などと撫でて対応するのもNGです。愛犬は「反応してもらえた」「遊んでもらえた」と勘違いしてしまいます。

体や服を噛んでも良いことは無いと愛犬に学習させましょう。

注意の仕方やしつけの仕方が分からずお困りの時は、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
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噛む理由②遊びだと思っている

愛犬にとって引っ張りっこ遊びになっている場合です。過去に飼い主の体や服を噛んだときに引っ張りっこ遊びに発展してしまったため、飼い主の反応が嬉しくてそれが遊びとなっています。

遊びだと思っている時の対処法

対処法としては噛む理由①と同様に、体や服を噛まれたら「No!」「ダメ!」とはっきり伝えます。そして、体や服から愛犬を引き離そうとして、絶対に引っ張らないようにしましょう。引っ張ってしまうと、愛犬は注意されているとは認識せず、引っ張りっこ遊びをしていると勘違いしてしまいます。

噛む理由③口の中がかゆい、違和感がある

子犬の時期によく見られます。口の中がかゆい、違和感があるといった場合です。
犬は生後1ヶ月ごろから乳歯が生え始め、6~7ヶ月ごろに永久歯に生え変わります。この時期は、口の中がかゆい、口の中の違和感などから何かを噛んでしまうことがよくあります。お口の中を確認して、歯がうまく生え変わっているか確認してあげてください。

口の中がかゆい、違和感がある時の対処法

歯の生え変わりが理由の場合、子犬が成長過程にあることですので、基本的には仕方のないことです。このようなときは、噛んで遊べるおもちゃ等を用意してあげるとよいでしょう。

また、歯の生え変わりによる噛み癖は、甘噛みの理由のひとつです。犬にはそもそも噛む習性があり、嚙みつくこと自体は問題ではありません。しかし甘噛みに対して上手にトレーニングできないと、それがエスカレートして人に怪我をさせてしまうこともあります。

甘噛みについてはこちらの記事で理由と対策について解説していますので、ぜひご確認ください。
【トレーナー監修】愛犬の噛み癖は早めに直そう!甘噛みの理由やしつけ方法を解説

まとめ

今回は犬が飼い主の体や服を噛む3つの理由と、対処法についてご紹介しました。
犬が飼い主さんの体や服を噛むのには、必ず理由があります。
「愛犬がどうして服を噛むのか?」理由を探り、それぞれの理由にあったしつけやトレーニングをすることが大切です。

愛犬を観察しても理由が分からず、トレーニングが進められない時は、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
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犬が一度覚えた習性を後から直すのはとても大変です。なるべく子犬の時期から、「犬にとってほしい行動」を覚えてもらい、「犬にしてほしくないことは犬が覚えてしまう前にさせない」ことが重要です。
トレーニングをしていて分からないことや不安なことは、ぜひドッグトレーナーに相談してみてくださいね。