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犬の噛み癖は早めに直そう!噛む理由やしつけ方法を解説

噛み癖

「家の中をあちこち噛むから家具がボロボロ」「お友達や散歩中に他の犬に噛みついたら困るな」なんてお悩みありませんか?
犬にはそもそも噛む習性があり、嚙みつくこと自体は問題ではありません。ただ、他の犬や人間にケガをさせてからでは遅いですよね。
今回の記事では、犬が噛んでしまう代表的な理由としつけ方についてご紹介していきます。

本能的な欲求からくる噛み癖

身を守るために本能的に噛んでしまう場合があります。愛犬がお休み中にも関わらず体に触ったり、起きているときに背後から急に触ったりしていませんか?
また、遊んでいるおもちゃを無理やり取ろうとするときにも反社的に噛んでしまうこともあります。できるだけ愛犬が嫌がることはしないようにしてあげてくださいね。

口の中がかゆい、違和感があるときの噛み癖

子犬の時期によく見られます。乳歯の生え始めや、永久歯の生え変わりなどの口の中の違和感から噛んでしまうことも。お口の中を確認してあげてくださいね。

甘えている、興奮しているときの噛み癖

飼い主に甘えていたり、遊んでいて興奮している場合も噛んでしまう場合があります。とくに遊び盛りの子犬の時期によく見られます。

子犬の時期の甘噛みは放置しないように!

子犬の時期に人間や他の犬とじゃれあうときによく見られる甘噛み。
甘噛みには基本的には攻撃の意図はありませんが、遊びからエスカレートして力加減が分からなくなってしまうことも。
成犬になるまでに甘噛みを放置していると、他の犬や人間にケガをさせてしまうなどトラブルの原因になります。

子犬に甘噛みされたときの対処法

遊んでいるときに子犬が噛んできたら「痛い」といいます。
すぐに遊びをやめ、部屋を移動するなどして子犬の視界から消えます。
戻ってきて子犬がいい子にしていたら褒めてあげましょう
ポイントは「噛んだら損を学ばせること」
「噛むと遊んでもらえなくなるんだ」「損だなつまらないな」と学ばせましょう。
注意点は、大げさなリアクションを取らないようにすること。噛んできたときに「痛い!」と騒いだり、部屋を移動する際に走ったりすると、「遊んでもらってる!嬉しい!」と勘違いし、どんどん噛み癖がエスカレートする可能性があります。

もちろん叱るのもNG!

犬は「自分の行動で嬉しいことが起こると、その行動をとる頻度が増える」という習性があります。そのため噛みついたら叱ったりせず、「噛まずにいい子にしていると良いことがある」=「褒められる」ことを学べるようなしつけをしていきましょう。

噛まない環境をつくる

また、そもそも噛まない環境をつくることも効果的です。
よく噛んでしまう家具には噛みつき防止用のスプレーをかけておく。
愛犬が噛みたくなるようなタオルやスリッパを出しっぱなしにしない。
など、人間が環境を整えてあげることも重要です。

まとめ

今回は代表的な噛み癖の理由と対策についてご紹介しました。
犬の噛み癖には必ず原因があります。
「愛犬がどうして噛むのか?」原因を探り、それぞれの原因にあったしつけをすることが大切です。また、頭ごなしに叱るのではなく、愛犬の行動を褒めてあげるしつけで、信頼関係をアップさせましょう。
やり方が分からないときはぜひドッグトレーナーさんなどに相談してみてくださいね。