日本最大級のオンラインドッグトレーニングサイト

初めての方 2回目以降の方

【トレーナー監修】犬が自分の足を噛む4つの理由と対処法とは?

噛み

愛犬が自分の足を噛んでいる様子を見たことがある。そんな飼い主さんは多いのではないでしょうか。
自分の足をあまり頻繁に噛んでいると、飼い主としては心配になりますよね。

今回の記事では、犬が自分の足を噛む4つの理由と、対処法についてご紹介していきます。

動画でも解説していますので、合わせてご確認ください。

足を噛む理由①:ストレスが溜まっている

ストレスを感じ、それを発散するために自分の足を噛んでしまう場合があります。
足にケガをしている様子などは見られないが、犬が足を噛んでいる。そんなときはストレスが理由の可能性が高いです。

ストレスが溜まっている場合、すぐに足を噛むことは少ないようです。最初は自分のおもちゃなどを壊すことから始まり、家具や壁などを傷つけます。それでもストレスが解消できないと、最終的には自分を傷つけるようになります。

吠え

犬のストレスの理由は様々ありますが、例えば以下のような理由があげられます。

■環境の変化

最近引っ越しをして住む環境が変わった、家族が増えた、などが要因です。犬は慣れない環境に安心できていないのかもしれません。

■運動不足

散歩の時間が短く、十分に散歩が出来ていないことなどが要因です。散歩以外でも、家の中で遊ぶ時間が減って運動不足になってしまうこともあります。

■飼い主とのコミュニケーション不足

普段から飼い主に構ってもらえていないことや、留守番の時間が以前よりも長くなったことなどが要因です。

■匂いや音

犬にとって刺激の強い芳香剤や柔軟剤などが室内にある、家の近くで工事をしていて、大きな音がしたり普段とは違う聞きなれない音がしている、などが要因です。

ストレスが溜まっているときの対処法

まずは、犬にとっての環境の変化や、日常生活でストレスになりそうな原因がないか振り返りましょう。日常生活でのストレスを軽減させるために、ストレスのもとになっている原因を取り除いてあげることが必要です。

しかし、ストレスの原因を見極めるのは非常に大変です。また、ストレスが溜まると、噛むだけでなく他の問題行動にも繋がるケースもあります。

こちらは、生活環境の変化によりストレスが溜まり、急に粗相をし始めた飼い主さんのケースです。
飼い主さまインタビュー(トイレの相談)/トイプードル
他の問題行動につながる前に、早めの対処を心掛けましょう。

ストレスの原因が分からずお困りの時は、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
イヌトレ(自宅でオンラインしつけ教室)のご案内はこちら


足を噛む理由②:痒みがある

足に痒みがあるため、自分の足を噛んでしまう場合があります。散歩の最中に触った植物にかぶれてしまう、感染症、虫刺されなどが要因です。

足を噛む理由③:痛みがある

ケガをしているため、自分の足を噛んでしまう場合があります。肉球にトゲや破片が刺さってる、捻挫、骨折、打撲、爪が折れているなどが要因です。足の違和感から噛んで我慢しようとしています。

痒みや痛みがある場合の対処法

犬の足に異常がないか確認し、様子が普段と違うようであれば、早めに動物病院に連れていきましょう。噛むことで症状が悪化する前に、適切な治療を受けることが重要です。

足を噛む理由④:暇つぶしから癖になっている

退屈でやることがなく、暇つぶしに自分の足を噛む場合があります。

噛み


暇つぶしが癖になり、それが習慣になってしまい足を噛むようになります。留守番が長いが、暇なときに遊ぶためのおもちゃがない、飼い主が構ってくれていないなどが要因です。

暇つぶしから癖になっているときの対処法

暇つぶしのためのおもちゃを与えたり、普段からたくさんコミュニケーションをとってあげるようにしましょう。噛んで遊ぶおもちゃを与え、一緒にいれるときはたくさん遊んであげることが効果的です。

おもちゃ

足を噛む理由をチェックし、対処法を試したけど、なかなか噛み癖が直らない。トレーニングの進め方が分からず困っている。そんなときは、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
イヌトレ(自宅でオンラインしつけ教室)のご案内はこちら

まとめ

今回は、犬が自分の足を噛む4つの理由と、対処法についてご紹介しました。
犬が自分の足を噛むのには必ず理由があります。
「愛犬がどうして噛むのか?」理由を探り、それぞれの理由にあった関わり方をすることが大切です。
また、とくにケガや痒みの場合は、早めに動物病院の受診をおすすめしています。一方、愛犬が何にストレスを抱えているかなどは目に見えにくいもの。そんな時はドッグトレーナーさんなどに相談し、ストレスの理由を探ってみるとよいかもしれません。