シェットランドシープドッグ、コーギー、ジャーマンシェパード、ボーダーコリーこれらの犬種には実は共通点があります。それぞれ別の犬種だし、体のサイズも違う、、一体どんな共通点だと思いますか？

それは牧羊犬・牧畜犬と言われる犬種グループだということ！

日本では、犬の性質や使役ごとに、犬種が10グループに分けられています。今回の記事では、牧羊犬・牧畜犬の特徴と、しつけのコツ、代表的な犬種の性格についてお伝えします。

牧羊犬・牧畜犬の特徴

羊や牛などの家畜を監視し、誘導・保護することが仕事だった犬種。優れた知性と体力を持ち、判断力が高いのが特徴です。

主人との強い絆を持ち、指示を忠実に実行する能力に優れています。賢い反面、飼い主が正しいしつけをしないと噛み癖や吠え癖など、問題行動に発展しやすい可能性が高いので注意しましょう。

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牧羊犬・牧畜犬の代表的な犬種

シェットランドシープドッグ

高い知性と独立心を持っています。非常に繊細で感受性が強く、家族に対しては非常に愛情深い性格をしています。
原産国：スコットランド
体重：6kg～7kg　体高：33cm～41cm
ルーツ：英国最北端のシェトランド諸島で生まれたと言われています。
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ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

活発で陽気な性格。初対面の人や他の犬とも仲良くできます。胴長短足でかわいらしい見た目ですが、運動能力が高く遊ぶことが大好きです。
ちなみに、コーギーには
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
の2種類がいますが、日本ではペンブロークの方が飼育数が多いです。

原産国：ウェールズ
体重：10kg～12kg　体高：25cm～31cm
ルーツ：ウェールズ原産で。名前のCorgiはウェールズ語で「小さな犬」を意味し、ペンブロークは起源の地名です。
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ジャーマンシェパード

忠誠心が非常に強く、家族に対しては非常に愛情深いです。一方で、警戒心が強く、家や家族を守る意識が高いため、見知らぬ人や他の動物に対しては慎重に接することが多いです。
原産国：ドイツ
体重：22kg～40kg　体高：55cm～65cm
ルーツ：犬種名が「ドイツの牧羊犬」という意味。ドイツで牧羊犬として従事していました。
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ボーダーコリー

非常に賢く、忠実で従順な性格を持つ犬種です。警戒心が強く、知らない人に対しては注意深く警戒します。飼い主には深い愛情を抱き、仕事犬としての優れた洞察力を持っています
原産国：イギリス
体重：12kg～20kg　体高：46cm～56cm
ルーツ：８世紀後半~11世紀頃にバイキングが、英国に持ち込んだトナカイ用の牧畜犬が起源といわれています。
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牧羊犬・牧畜犬のしつけのコツ

頭を使うトレーニングを取り入れる

知能が高い分、単調な練習に飽きやすいです。ゲーム感覚で脳を刺激するトレーニングが効果的です

十分な運動を確保する

毎日の散歩だけではなく、ランニングやフリスビー、ボール遊びなど、全身を使う運動を取り入れましょう。

一貫性のあるルールを設ける

賢いため、飼い主が一貫性のない態度を見せたり、しつけ中途半端に行うのはNGです。根気強さと覚悟が必要です。

牧羊犬・牧畜犬にしつけをするときのポイント

犬の性格はいぬそれぞれ

犬種グループごとのルーツや特徴を知ることで、犬種ごとの傾向や、しつけの際に気を付けるポイントが分かります。

ただし、犬種グループによって多少の性格の違いはあれど、犬の性格は犬それぞれ。犬も人間と同じで、1頭1頭成長スピードも違えば性格も異なります。

社交的な性格の子もいれば内向的な性格の子もいます犬の性格に加え、飼われている環境など、様々な要因が犬の行動に影響を与えています。

愛犬の性格や特徴、ご自身のご家庭の環境を踏まえて、その子にあったコミュニケーションをとってあげてくださいね。

まとめ

牧羊犬、牧畜犬はとても賢く、体力もあります。一方、飼い主が正しいしつけをしないと、問題行動に発展しやすい可能性が高いです。

しつけやトレーニングの進め方で分からないことや気になることがあったらドッグトレーナーさんに相談してみてくださいね。
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