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【トレーナー監修】犬に「おいで」と言っても来ない。理由とトレーニング法
「おいでと声をかけても犬が来ない」、「おすわりはできるけど、おいでには反応しない」など、おいでができず困っている方も多いのではないでしょうか。
犬のオンラインしつけ教室のイヌトレでも、そのような飼い主さんが多くいらっしゃいます。
ドッグランで帰ろうとしたときや、おやつをあげるために声をかけたとき、一緒に写真を撮りたいときなど、犬に来てほしい時はたくさんあると思います。
この記事では犬のおいでができずに困っている飼い主さんに向けて、おいでのトレーニング方法や、おいでができない理由について解説しています
また犬が思った動きをしてくれなくて困った時は、ドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。イヌトレでは「おいで」のトレーニングが得意なトレーナーがいます。こちらから確認してみてください。
「おいで」と言っても来ない理由
まずはおいでと言っても来ない、よくある理由について確認していきましょう。
他に興味があるものがある
飼い主さんの指示よりも、犬が自分の興味を優先している場合が考えられます。また、「おいで」のトレーニングが完了していない場合があります。
本来、「おいで」のトレーニングは、犬が周りの雑音や興味を無視できるようになり、飼い主さんの指示に従えるようになってはじめて完了になります。犬が他のものに興味を奪われている場合は、おいでのトレーニングは完了していないことが考えられます。
犬のトレーニングには継続性と一貫性が必要です。
トレーニングが不十分だったり、トレーニングが完了していない子の場合、トレーニングに継続性と一貫性が欠けていることが多いです。
犬の集中力は5分程度と言われています。5分のトレーニングを継続的に繰り返すことで、犬の行動は習慣化されていきます。またうまくできた時に褒めるという、一貫性も必要です。うまくできた時に褒めてもらえることで、その行動ををよく繰り返すようになります。
多くの飼い主さんの場合、この継続性と一貫性が十分ではないため、犬が思ったような動きをしてくれていません。
継続性と一貫性を十分持ち、おいでのトレーニングを完了させましょう。
具体的なトレーニング方法については、この記事で詳しく解説しています。
「おいで」に従ったら、苦手なことをされた
犬の爪を切ったり、歯みがきをするために、「おいで」と呼んでいる飼い主さんも多いと思います。しかしそのような行為を繰り返してしまうと、「おいでと呼びかけた時に犬が来ない」といったお悩みにつながることがあります。
爪を切ったり歯みがきをしたりするのを嫌がる犬にとって、おいでの指示に従った結果、嫌いな爪切りや歯みがきをされた経験は嫌な思い出として残ります。嫌な経験を繰り返さないために犬は学習し、おいでと呼ばれてもそれを無視するようになります。
このような場合には、おいでと呼んで犬が来たら褒める・撫でるを繰り返すといったトレーニングをしていきます。
このトレーニングを継続的に行うことで、おいでに対する犬の恐怖心を減らしていきましょう。
また歯みがきを嫌がる子には、歯みがきのトレーニングで、歯みがき自体を嫌な行為ではなくしてあげることも有効です。
歯みがきのトレーニングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
「おいで」に従ったら、叱られた経験がある
ドッグランなどで遠くに行き過ぎた犬に対し、おいでと声かけをして、戻ってきた後に「そんなに遠くに行ってはダメでしょ!」と叱ったことはないでしょうか。犬はこれを、おいでに従ったら怒られた経験と感じてしまいます。
この場合「おいでを適切なタイミングで行うこと」を、飼い主さんが心がける必要があります。
まず遠くに行き過ぎる前に、犬に声かけをするようにしましょう。犬を怒らなくていいようにしてあげることを、まずは心がけましょう。
また危険な場所に行きそうな時には、「おいで」ではなく「まて」で犬を止め、うまく止まったら褒めてあげることも有効です。犬を叱らず、できるだけ褒められるような環境や飼い主さんの行動を心がけましょう。
犬によっては、まだ「まて」ができない子もいると思います。まての具体的なトレーニング方法は、こちら記事で詳しく解説しています。
「おいで」のトレーニングの流れとコツ
おいでのトレーニングは以下のようなステップで進めていきます。
①屋内の静かな場所で、「おいで」と呼びかける
②愛犬が近づいてきたら、褒めておやつをあげる
③屋内でできるようになったら、屋外でトレーニングを行う
おいでの具体的なトレーニング方法についてはこちらの記事で解説しています。是非合わせて確認してみてください。
「おいで」の必要性は?
「おいで」は呼び戻しと呼ばれる、コマンドのひとつです。おいでができるようになっておくことは、犬にとって様々なメリットがあります。
「おいで」で、迷子になることをを防ぐ
まず 迷子になるのを防ぐことができるということです。
散歩中や広いドッグランなどでは、犬が思いっきり遠くへ行ってしまうこともあると思います。その際においでを覚えておくと、遠くに行って迷子になってしまうのことを防げます。
「おいで」で、事故を未然に防ぐ
危ないところに行きそうな時に、おいでと声かけをすることで、事故を未然に防ぐことができます。
とくにこれは、「まて」や「ふせ」などのコマンドと使い分けることで、さらに犬の安全を守ることができます。拾い食いをしそうな時は「まて」、信号で待っている時は「ふせ」、犬に飛びかかろうとした場合には「おいで」など、使い分けをしていきましょう。
まてやふせのトレーニング方法については、こちらの記事で解説しています。気になる場合は詳しく確認してみてください。
「おいで」で、上手に写真撮影もできるようになる
また犬の安全を守るだけでなく、動きのある写真を撮りたい時にも「おいで」はおすすめです。
例えば、「おすわり」の状態で飼い主さんが少し離れ、そこからおいでと呼んでみましょう。やってくる愛犬を、低めの角度から取るとこのような躍動感のある写真を撮ることができます。
走って来ない場合には、飼い主さんの離れる距離が少し短い場合があります。遠くに離れてからもう一度おいでと呼んでみましょう。
まとめ
今回は犬が「おいで」と呼んでも来ない原因や、それに対応するためのトレーニング方法、おいでができるようになるメリットについてお伝えしました。
おいでがうまくできなくて困っている方は是非参考にしてみてください。
またトレーニング方法がうまくいかない、この方法でいいのか相談してみたい、と言った場合には、ドッグトレーナーにマンツーマンで相談しましょう。
イヌトレはオンラインでプロのドッグトレーナーに質問や相談ができます。是非ここから確認をしてみてください。