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【トレーナー監修】犬の歯みがきトレーニング、家でのやり方を解説
「歯みがきトレーニングを始めたいけど、どのようにすればいいかわからない」「家でトレーニングをしたいけどやり方が不安」など、愛犬への歯みがきを始めようと思った方のお悩みは多いと思います。
今回は家でできる、歯みがきトレーニングの方法についてお伝えしていきます。
歯みがきトレーニングを嫌がる場合や、歯みがきをする理由、歯みがきを始める時期などについては別の記事で解説しています。これらの記事も合わせて確認してみてください。
【トレーナー監修】愛犬の歯みがき!トレーニング方法やおすすめグッズも
【トレーナー監修】犬が歯みがきを嫌がる理由3選とおすすめの対処法
歯みがきトレーニングのステップ
歯みがきのトレーニングは以下のようなステップで行います。焦らず一つずつ着実に進めていきましょう。
多くの犬は歯みがきをされることを嫌がります。無理やり歯みがきをするのではなく、トレーニングをして、少しずつ慣れてもらうことがポイントです。
また、これらのステップは1日で完了させる必要はありません。犬の集中力は短く、5分程度と言われています。短い時間で継続的にトレーニングを行いましょう。
ステップ1:口元に触れる・軽く引っ張るトレーニング
まずは犬の口元に触れるトレーニングです。愛犬がリラックスしているときに行いましょう。
犬が嫌がる前にやめるのがポイントです。口元を触れさせてくれたら、しっかりと褒めてあげましょう。おやつを用いてもOKです。
「まて」の体勢のまま、このトレーニングを行う飼い主さんもいます。愛犬のまてに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
https://inu-tre.com/column/409/
マズル(犬の目元から鼻先・口の部分)を摑みながら歯みがきを行うこともあります。しかしトレーニングの最初のうちは、無理にマズルを掴む必要はありません。とにかく口元に触れられることに慣れてもらい、「嫌なことではない」ということを理解してもらいましょう。
犬の唇を引っ張っても嫌がる素振りを見せなくなったら、次のステップに進みましょう。
ステップ2:歯や歯茎へタッチするトレーニング
次は歯や歯茎が見えるまで唇を引っ張り、歯や歯茎に触れていきましょう。
このステップでは口の奥の方まで、指を入れられなくても大丈夫です。トレーニングを続け、徐々に慣らしていきましょう。
また、ステップ1と同様、歯や歯茎に触れたらしっかりと褒めてあげます。
歯や歯茎に触られるのが嫌でも、最後は褒めてもらえると分かれば、噛んだり嫌がったりせずに我慢してくれるようになります。
ステップ3:指を口の中に入れるトレーング
奥歯の方に指を入れていくトレーニングです。人差し指を奥歯の方に入れていきます。嫌がる素振りを見せず、奥歯にタッチできるようになれば、このステップは完了です。
ステップ1~3ができるようになって初めて、歯ブラシを使って歯みがきをする準備が整ったことになります。
ステップ1~3ができるようになる前に本格的な歯みがきをしようとすると、犬が歯みがきに対して恐怖心を持ってしまいます。焦らず、ここまで 着実にトレーニングを進めましょう。
ステップ4:歯ブラシに慣れてもらう
実際に歯みがきの準備ができたら、まずは歯ブラシに慣れてもらいましょう。
歯ブラシの匂いを嗅がせたり、歯ブラシを見せたりして、歯ブラシがどのようなものかを理解してもらいましょう。
ステップ5:前歯から奥歯に向かって磨く
今までのトレーニングと同様に、犬がリラックスしている時に行います。
歯ブラシを使い、最初は前歯から始め、徐々に奥歯へと進めていきましょう。
歯みがきジェルなどを使った歯みがきも有効ですが、まず最初は歯ブラシだけで行い、慣れてきてからジェルなどを追加するのがおすすめです。
トレーニング完了までのポイント
歯みがきに限らず、愛犬へのトレーニングを飼い主さんが行う際の注意点も踏まえてトレーニングを行いましょう。愛犬にトレーニングを行う際の注意点については、 こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
【トレーナー監修】愛犬のしつけの注意点・NG例、よくある失敗例も
犬の歯みがきトレーニング完了前でも、歯垢や口臭が気になる場合は、歯みがきガムなどを使うこともおすすめです。歯みがきガムについてはこちらの記事で詳しく解説しています。気になる場合は是非、確認してみてください。
【トレーナー監修】愛犬の歯みがき!トレーニング方法やおすすめグッズも
うまくできないときはトレーナーに相談
歯みがきトレーニングを進めていてなかなかうまくできない場合、トレーニング方法が間違っているのかもしれません。
犬は、飼い主さんの少しの動きの違いを感じ取り行動しています。飼い主さんの無意識の行動を犬が間違って解釈し、トレーニングがうまくできていないこともよくあります。
ご自身のトレーニング方法が間違っていないか、うまくいかない原因を特定するために、犬のトレーニングのプロであるドッグトレーナーに相談してみましょう。
歯磨きのしつけが得意なトレーナー
更に詳しいやり方や、トレーニングがうまく行かない場合、こちらの記事を参考にしてみるのもおすすめです。
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