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【トレーナー監修】犬が夜吠えて困る!夜鳴きの原因と対策は?

吠え癖

「ある日突然、愛犬が毎晩のように吠えて、どうしたらいいか分からない」「新しく家族に迎えた子犬が夜鳴きをしてしまう」。夜、愛犬が吠えてしまうことにお悩みの飼い主さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか。特にマンションに住んでいると、近所迷惑にならないか不安になったり、愛犬と同じ部屋に寝ていると、飼い主さんが寝不足になってしまったりしてしまいますよね。

また、飼い主だけでなく、愛犬の寝不足や、ストレスが溜まっているからではないかなど、健康面が心配になります。
今回の記事では、愛犬が夜中に吠えてしまう、いわゆる「犬の夜鳴き」について、よくある原因と対策をご紹介します。

動画でも解説していますので合わせてご確認ください。

犬の夜鳴き以外の吠えのお悩みについては、こちらの記事で解説しています。
【トレーナー監修】犬の吠え方にも種類がある?!吠える原因と対処法5選
【トレーナー監修】愛犬がチャイムに吠える理由・吠えないしつけ方は?

愛犬との生活をお互いにストレスなく過ごすためには、早めに正しいしつけを行うことが重要です。しかし、しつけ方に不安を感じる方もいらっしゃると思います。そんな時は、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
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犬が夜吠える原因①:1頭で寝ることに慣れてなく、寂しい

1頭で寝ることに慣れてなく、寂しいことが原因の場合です。子犬の時期によく見られます。子犬にとっては、今まで過ごしていたペットショップなどから知らない場所に連れてこられて、不安になっているのかもしれません。


対策としては、お迎え後数日は寝室にサークルを置くなど、人間の近くに寝床を設置することが効果的です。飼い主であるあなたが、子犬から見える位置にいるなど工夫をしてみましょう。

また、なるべく遅い時間帯に愛犬と遊んだり、愛犬のお気に入りのおもちゃを寝る前に渡してあげることで、安心してもらえることもあります。
子犬の時期の夜鳴きは、新しいお家に慣れてくると、おさまることがあります。

犬が夜吠える原因②:トイレに行きたい

トイレトレー、シーツ

トイレに行きたくて夜鳴きをしている場合です。

対策としては、ケージ内にトイレを設置できていない場合は、早めに設置しましょう。ただし、ケージ内にトイレを設置していても、子犬の時期でトイレトレーニングが完了していない場合は、そこがトイレと認識していないこともあります。

また、ケージが狭く、ケージ内にトイレを設置できない場合もあるかと思います。そうしたときは、愛犬が寝る前にトイレをしてもらえるように促しましょう。夜ごはんの前にトイレに必ず行くなど、生活リズムにトイレの習慣を入れることも、愛犬にトイレを促す良い方法のひとつです。

子犬のトイレトレーニングの進め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【トレーナー監修】子犬のトイレトレーニング、しつけのコツや成功例

犬が夜吠える原因③:ストレスや寂しさを感じている

愛犬と飼い主がコミュニケーションを取る機会が少なく、ストレスや寂しさを感じてしまっているケースです。ストレスや寂しさを感じるのは、

  • 日中のお散歩が不足している
  • 長時間のお留守番をしていた
  • 自宅であまり遊んでもらえていない

などがよくある原因です。対策としては、まずはストレスや寂しさの原因を特定することです。ストレスや寂しさを感じさせないように、少しでも一緒にいる時間を増やしてあげてくださいね。

犬が寂しさを感じている場合は、一緒に居てあげたり、お気に入りのおもちゃをあげることで、寂しさを感じなくさせてあげることがおすすめです。

しかし、吠えた後に一緒に居てあげるのではなく、吠える前に一緒にいたり、お気に入りのおもちゃをあげたりしてください。吠えた後に、わんちゃんにとって嬉しいことが起こると、そこからわんちゃんはどんどん吠えるようになってしまいます。

犬が夜吠える原因④:吠えたら飼い主がかまってくれた経験がある

吠え癖

夜鳴きした愛犬に「どうしたの?」など声をかけたり、リアクションを取ったりしませんでしたか?ある日突然、夜鳴きが始まった場合、飼い主さんがかまってくれた経験によるものかもしれません。

一度夜鳴きをした際に、声をかけたり、一緒に寝てあげたり、おやつをあげたりした場合、愛犬は「吠えればかまってくれる!良いことがある!」と学習してしまいます。夜吠えることが習慣になってしまっています。

対策としては、犬が鳴いているとかまってあげたくなる気持ちはぐっとこらえて、かまわないようにしましょう。

まとめ

夜鳴きの理由は、以下が考えられます。
・1頭で寝ることに慣れてない
・トイレに行きたい
・ストレスや寂しさ
・吠えたら飼い主がかまってくれた

まずは上記の4つの原因の中から、愛犬が夜中に吠えてしまっている原因を特定しましょう。

もし飼い主自身で原因が分からない場合は、犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに相談するのもおすすめです。
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夜鳴きの原因は、その他、部屋が暑い・寒い、昼間に寝過ぎてしまった、病気の可能性がある、などさまざまな理由が考えられます。夜鳴きをしているからといって、むやみに叱ったりはせず、原因をしっかりと見極め、適切に対処しましょう。

愛犬の様子をよく見て、分からないことはドッグトレーナーに相談してみてくださいね。