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吠え方にも種類がある?!愛犬の気持ちを理解しよう!

犬は人間のように言葉を話せません。その代わりに「吠える」ことで気持ちを伝えてくれています。「無駄吠え」というワードは人間が勝手に無駄と判断しているだけで、どの犬も理由があって吠えています。

ただ、突然吠えられると飼い主としては戸惑ってしまいますよね。散歩中や夜中に吠えられたりすると、他の犬や近所迷惑にならないかと心配になってしまいます。

吠えたからといって頭ごなしに叱るのでなく、「どうして吠えているのか?」「いま、愛犬はどんな気持ちなのか?」を理解したうえで適切に対処できるようになると、吠え癖の改善に加え、愛犬との信頼関係アップにも繋がります。

今回の記事では、犬が吠える代表的な理由と、そのしつけ方についてご紹介をしていきます。

要求吠え

「ごはんちょうだい!」「あそぼうよ!かまって!」など、犬が人間に何かをしてほしいときに要求吠えをします。この時、犬は吠えれば自分の要求が通ると思っています。

要求吠えへの対応

要求吠えには無視をすることが効果的です。
吠えても要求が通らないことを伝えるために徹底的に無視をします。吠え終わり、落ち着いた頃合いを見て褒めてあげると、徐々に吠えが減っていきます。

警戒吠え

チャイム音や掃除機の音、通行人に対して警戒吠えをすることが多いです。この時、犬は自分や飼い主に対して危険を感じ、危険を追い払いたいと思っています。

警戒吠えへの対応

警戒吠えには、吠える機会を自体を無くしてあげることが効果的です。

  • チャイムの音を変えてみる
  • 掃除機をかけるときは愛犬を別の部屋に移動させる
  • 散歩中は通行人に近づかない

など、警戒吠えをする機会を無くします。

興奮吠え

飼い主が帰宅したとき、大好きな友人が家に遊びにきたときなど、嬉しくなって興奮している状態です。

興奮吠えへの対応

興奮吠えには冷静に対応することが効果的です。
帰宅したときに犬が駆け寄ってくれるのはとても嬉しいですが、そこは我慢して愛犬が落ち着くまで無視をしましょう。落ち着いてら褒めてあげます。

吠えは叱らず、褒める

愛犬がいつまでも吠え続けるからといって叱るのはNGです。𠮟ること自体、犬にストレスを与える行動なのでなるべく避けるべきですし、犬が吠えているときに叱ってしまうとリアクションをとったことになります。そうすると犬は「かまってもらえた!」と勘違いし、吠えがエスカレートする場合があります。

犬は「自分の行動で嬉しいことが起こると、その行動をとる頻度が増える」という習性があります。そのため吠えたら叱るのではなく、愛犬が落ち着いて静かになったら褒めてあげるようなしつけをしてあげましょう。

まとめ

今回は代表的な3つの吠え「要求吠え」「警戒吠え」「興奮吠え」としつけ方についてご紹介しました。
犬にとっての吠えは、自分の気持ちを伝えるコミュニケーション手段のひとつ。「愛犬がどうして吠えているのか?」原因を探り、それぞれの原因にあったしつけをすることが大切です。
頭ごなしに叱るのではなく、愛犬の行動を褒めてあげるしつけで、信頼関係をアップさせましょう。
やり方が分からないときはぜひドッグトレーナーさんなどに相談してみてくださいね。