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【トレーナー監修】犬のトイレトレーニング、準備する物やポイントを解説

トイレシートと犬

愛犬のトイレトレーニングを始めたい、愛犬のトイレトレーニングをしているけど、うまくいかなくて困っている。こんなお悩みの方も、多いのではないでしょうか。

この記事では、犬にトイレトレーニングを教える前の事前準備や、トイレトレーニングの具体的なやり方、トレーニングのときの注意点やトレーニングのポイントについて解説しています。
子犬や成犬ではトレーニング方法が異なります。更に詳しく知りたい方は、子犬向け、成犬向けのそれぞれの記事をご確認ください。

■子犬のときに迎えた場合
【トレーナー監修】子犬のトイレトレーニング、しつけのコツや成功例

■成犬になってから迎えた場合
【トレーナー監修】成犬のトイレのしつけ方法は?失敗例・コツや相談先も

トイレトレーニングの事前準備

トイレトレーニングを始める前に、事前準備をしましょう。

トイレの設置場所を決める

まずはトイレの設置場所を決めましょう。
特に子犬の場合は、生活スペースに近すぎず、遠すぎずな場所を選びましょう。犬は自分の生活スペースをきれいに保っておきたいと思う習性があります。トイレの設置場所が生活スペースに近すぎると、トイレをするのを嫌がります。
またトイレが生活スペースから遠いと、場所を間違えたり、トイレに辿り着くのが間に合わないことに繋がります。

トイレの設置場所に迷ったときは、ドッグトレーナーにご相談ください。
特にトイレの設置場所はそれぞれの家によって異なります。実際に部屋がどのような間取りで、犬がどのように過ごしているかを直接確認してもらいましょう。
訪問型やオンラインのトレーニングですと、家の中で犬がどのように過ごしているかをドッグトレーナーが確認でき、具体的なアドバイスができます。
イヌトレではオンラインでドッグトレーナーに相談が可能です。
→ 「 おすすめのドッグトレーナー

サークルを準備する

サークルの中にトイレを設置する方法もあります。
サークルの中に設置する場合のレイアウトや、サークルのサイズ等はこちらの記事で解説をしています。合わせて確認してみてください。

トイレシートを準備する

トイレシートは、犬の体にあったサイズを選びましょう。

小さすぎると、犬としてはトイレシートにしているつもりでも、トイレシートからはみ出してしまいます。トイレシートを買う際は、大型犬用・小型犬用等、犬にあったものを選びましょう。

トイレトレーを準備する

トイレシートとともに、トイレトレーも愛犬の体のサイズにあったものを選びましょう。
ただし、子犬の場合は、ある程度成長を見越して購入しておくのがおすすめです。
トイレシートもトイレトレーのサイズに合わせて準備をするため、トイレシートよりもトイレトレーを先に購入しておくのがおすすめです。

トイレシートやトイレトレーは、犬をお迎え準備として購入する方も多いと思います。犬のお迎え時の準備については、こちらの記事で解説しています。犬を飼い始めの方や犬のお迎え準備をしている方はぜひ確認してみてください。

犬のトイレトレーニングの方法

ここからは犬のトイレトレーニング方法について説明していきます。

 1. スケジュールを立てる

まずは、犬がいつトイレをしているか観察し、トイレのスケジュールを立てましょう。
犬は特にごはんの後、起きてすぐ、散歩や遊び、トレーニングなど体を動かした後などの時間帯に、排泄をしやすいです。

2. トイレに行きたい素振りをしたら、トイレシートに誘導

これらの時間帯に飼い主さんが愛犬を観察し、トイレに行きたい素振りを見せたら、トイレへ誘導しましょう。
また、時間になったらトイレシートへ連れて行くこともおすすめです。
トイレの時間になったらトイレシートでトイレをしてくれるまで待ちます。トイレをしてくれない場合は無理せず、また次の機会を待ちましょう。

3. うまくできたらしっかり褒める

トイレが上手くできたら、しっかりと褒めてあげましょう。
この時におやつを与えても問題ありません。「飼い主さんのいる前でトイレができたら、褒めてもらえる・いいことが起こる」という体験を犬にしてもらいましょう。

犬は自分にとって嬉しいことが起こったとき、それを繰り返すという習性があります。

具体的なトレーニング例

例えば、飼い主さんが朝起きたら、すぐにトイレへ連れていきます。ここでトイレができたらすぐに褒めてあげます。この時にトレーニング用のおやつを用いても問題ありません。
更に詳しい方法については、こちらの記事でも解説しています。合わせて確認してみてください。

サークル

子犬・成犬のときでトレーニング方法は変えた方がいい?

基本的なやり方は同じですが、子犬と成犬で注意すべきポイントが少しづつ異なります。

子犬のトイレトレーニング

お迎えしてすぐから、トイレトレーニングを始める飼い主さんも多くいます。トイレトレーニングがうまくできることで、ドッグランに遊びに行きやすくなったり、旅行に行きやすくなったりなど、たくさんのメリットがあります。
子犬へのトレーニングのメリットや、具体的なトレーニング方法、トレーニングの際の注意点については、こちらの記事で解説しています。ぜひ確認してみてください。

また子犬の時期にはトイレトレーニング以外にも、名前を覚えてもらったり、アイコンタクトを取れるようになってもらったりなど、一緒にやっておきたいトレーニングがあります。
トイレトレーニングを始める前に、やっておいたほうがいいトレーニングもあります。
詳細はこちらの記事で解説しています。合わせてご確認ください。

pug

成犬のトイレトレーニング

引っ越しや生活環境の変化が合った場合、成犬になった犬をお迎えした場合などは、新たにトレーニングが必要になります。

成犬はすでに「自分の中のトイレの習慣」ができていることが多いため、新しいトイレの習慣をつけてもらうのに時間がかかります。
そのため、子犬に比べてトレーニングに対する根気が必要です。

簡単なトレーニング方法は先述のとおりですが、成犬の場合は自分のトイレのペースがあることが多いです。そのため、トイレのタイミングがきたら、愛犬をトイレシートまでしっかりと連れて行くことがポイントです。
よくある犬のトイレのサインは、床のにおいを嗅ぐ、同じ場所でソワソワ、ウロウロしたり、寝ていたのに急に立ち上がったりと、落ち着きのない行動を見せるようになります。
またトイレが成功したら、犬をしっかりと褒めてあげましょう。

犬は最初は「なぜ、トイレシートまで連れて行かれるか」分からないと思います。しかし一度トイレシートでトイレをして、褒められることで、「飼い主さんが求めていたことはこれか!」と理解し、徐々にトイレシートでトイレをしてもらえるようになります。

成犬になってから、改めてトイレトレーニングをする際の注意点や、具体的なトレーニング方法については、こちらの記事で解説しています。

犬のトイレをしつけるときのポイント

トレーニングは焦らずに進めましょう

飼い主さんとしては、愛犬に一日でも早くいい子になって欲しいため、「どんどんトレーニングしたい」と思ってしまうと思います。しかし犬の集中力は5分〜15分程度ととても短いです。また、子犬は更に短いと言われています。
そのため、1回のトレーニングは短く、その代わり継続的にトレーニングを行いましょう。

犬を怒るのは逆効果

犬が粗相をしてしまっても怒るのはNGです。犬はなぜ怒られているかを、上手に理解できません。「粗相をしたこと自体が悪いことだ」と思い排泄を控えるようにもなってしまいます。

自信がないときはドッグトレーナーに相談

自分のやっているトレーニング方法に自信がないときは、ドッグトレーナーに相談しましょう。
あくまで目安ですが、犬のトイレトレーニングは2週間ほどでマスターする子が多いです。思ったようにできていない、トレーニングをしているけど、改善が見られない場合は、ぜひドッグトレーナーに相談してみてください。

→ 「 おすすめのドッグトレーナー

まとめ

この記事では、トイレトレーニングをする際の具体的な方法や、準備をしておいたほうがいいもの、トイレトレーニングのときのポイントについて解説しました。

子犬のトイレトレーニング 成犬のトイレトレーニング については、それぞれの記事で更に詳しく解説をしています。こちらも合わせて確認してみてください。

イヌトレはオンライントレーニング対応ができるトレーナーをはじめ、多くのトレーナーを紹介しています。困ったことがあるときは、ぜひドッグトレーナーに相談をしてみてください。