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【トレーナー監修】吠えない犬種とは?愛犬を吠えにくく育てるコツもご紹介

吠え

犬を家族としてお迎えするなら、なるべく吠えにくい犬種を選びたいと思う飼い主さんは多いのではないでしょうか。犬の吠えでご近所に迷惑をかけたくないと感じる方もいらっしゃるでしょう。特にマンションにお住まいの場合や、お隣のおうちと距離が近い場合は、気を付ける必要があります。

ただし、前提として犬種によって多少の性格の違いはあれど、犬の性格は犬それぞれ。また、吠え癖は早めのしつけトレーニングで防ぐことができます。

今回の記事では、比較的吠えにくいとされている犬種と一般的な特徴、吠えにくい犬に育てるコツについて紹介します。

吠えにくい犬種①:トイプードル

性格は非常に賢く、社交的な性格。飼い主には非常に従順であり、他の犬や猫とも友好的な関係を築くことが得意です。
トイプードルの特徴はこちら

吠えにくい犬種②:シーズー

ごはん

性格は穏やかで友好的。飼い主に愛情を示します。吠え癖が少なく、初心者にも適しています。活発で遊ぶのが好きで、明るく社交的な性格です。
シーズーの特徴はこちら

吠えにくい犬種③:キャバリア

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

非常に社交的であり、家族の一員として愛情深く、子供や他のペットとも上手くやっていきます。温厚な性格のため無駄吠えも少ないと言われています。
キャバリアの特徴はこちら

吠えにくい犬に育てるためのコツ

吠えることは犬にとって大切なコミュニケーション手段のひとつ。
犬は人間のように言葉を話せませんが、その代わりに「吠える」ことで気持ちを伝えようとしています。
よく犬が吠えることを「無駄吠え」と言いますが、実際は人間が勝手に「無駄」と判断しているだけで、どの犬にも吠えている理由があります。

詳細は以下の記事で説明されています。今回の記事ではよくある吠えの種類と対処法の概要についてお伝えします。

吠えの種類①要求吠え

要求吠えとは、「ごはんちょうだい!」「遊ぼうよ!かまって!」など、犬が人間に何かをして欲しいときの吠えです。犬は「吠えれば自分の要求が通る」と思っています。要求が達成されると、吠えるのをやめてくれます。

要求吠えの対処法

要求吠えのトレーニングには、「無視をする」ことが重要です。
犬に「吠えても要求が通らないこと」を伝えるため、要求吠えには心を鬼にして徹底的に無視をします。

また吠え終わってしばらくして、愛犬が落ち着いたら褒めてあげましょう。
静かにしているタイミングで褒めてあげると、「静かにしていれば褒めてもらえるんだ!」と愛犬が理解してくれます。

吠えの種類②警戒吠え

警戒吠えとは、チャイムや掃除機など、普段とは違う音に警戒して吠えてしまうことです。これは犬が人間と暮らす長い歴史のなかで、番犬の役割を果たしてきたことが影響しています。

警戒吠えの対処法

①吠える機会そのものをなくす、②警戒吠えしているものに慣れてもらう、の2種類の対処法があります。
①はチャイムの音を変えてみる、掃除機をかけるときは愛犬を別の部屋に移動させるなど。
②は、お散歩のときなどに人が通り過ぎるまでの間、おやつやだっこで気をそらし、吠えずにいてもらう方法です。

吠えの種類③興奮吠え

興奮吠えとは、犬が嬉しくなって興奮することで、無意識のうちに吠えてしまうこと。
飼い主さんが帰宅したとき、大好きな人が家に遊びにきたときなどによく起こります。

興奮吠えの対処法

興奮吠えには、飼い主さんが冷静に対処することが効果的です。
吠えているときに撫でたり、遊んだりするのはぐっと我慢して、愛犬が落ち着くまで目線をそらして無視をしましょう。

吠えの種類④ストレス吠え

犬がストレスを感じてしまったことで、些細なことで吠えてしまう状態のことです。特に引っ越しや、飼い主さんの環境変化等にも、犬は敏感に反応します。

ストレス吠えの対処法

ストレスの原因を取り除いてあげたり、新しい環境に慣れてもらったりする事が必要です。ストレス吠えの原因を考えたい場合、獣医さんだけではなく、ドッグトレーナーに聞くのもおすすめです。ドッグトレーナーは「犬の行動」の専門家です。気軽に相談してみてください。

吠えの種類⑤不安吠え

不安吠えとは、飼い主さんと離れてしまったことに不安を感じ、犬が吠えてしまうことです。お留守番中や、ペットホテルに預けたときに吠えてしまう場合に見られます。

不安吠えの対処法

お留守番に慣れてもらうようなトレーニングが効果的です。飼い主さんの工夫で犬の不安が解消されるので、是非挑戦してください。

まとめ

今回は吠えにくい犬種と性格。また、吠えにくい犬種に育てるための、代表的な5つの吠え「要求吠え」「警戒吠え」「興奮吠え」「ストレス吠え」「不安吠え」の対処法について紹介しました。
繰り返しになりますが、犬種によって多少の性格の違いはあれど、犬の性格は犬それぞれ。また、吠え癖は早めのしつけトレーニングで防ぐことができます。

※代表的な5つの吠えの対処法の詳細は以下の記事で説明されていますので合わせてご確認ください。


やり方が分からないときはぜひドッグトレーナーさんなどに相談してみてくださいね。