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ラブラドールレトリーバーのしつけのコツと順番は?トイレ、吠え癖、噛み癖への対象法も

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ラブラドールレトリーバーのしつけに困っている飼い主さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか。

「しつけ」とは犬と私たち人間が仲良く一緒に暮らすうえで、犬に人間社会のマナーを学んでもらうことです。

「しつけ」を間違ったやり方で進めてしまうと、飼い主と犬との信頼関係が崩れてしまいます。正しいやり方と、犬それぞれの性格や特徴を理解したうえで進めることが重要です。

・これからラブラドールレトリーバーのしつけを始めるお迎え前、お迎えしたばかりの飼い主さん
・成犬のラブラドールレトリーバーを飼っていて、しつけに困っている飼い主さん
はぜひ今回の記事をご参考ください。

この記事では、ラブラドールレトリーバーのトレーニングの際の注意点、ラブラドールレトリーバーの性格、トレーニングを始める時期やトレーニングのために準備をしておくもの。その他にも、ラブラドールレトリーバーのお迎え後に教えたいこと・コマンドについて、問題行動が起こったときにの対処法、相談窓口について紹介しています。

ラブラドールレトリーバーにしつけやトレーニングを行う際の注意点

まずは、ラブラドールレトリーバーの飼い主の皆さんに、心掛けていただきたいことをお伝えします。
「吠え癖を直すためのトレーニング」「トイレのコツ」など、一般的な情報はたくさんあります。しかし、具体的な方法に飛びつく前に、基礎を踏まえ、トレーニングを行いましょう。

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①ラブラドールレトリーバーとの信頼関係を築く

ラブラドールレトリーバーと飼い主の間で信頼関係を築き、犬が安心できる環境を整えてあげましょう。
信頼関係を築くためには、日常からたくさん愛犬に愛情を注いであげたり。優しく声掛けをしたり、スキンシップをとってあげてください。ただし甘やかしてしまうと、逆効果なので注意が必要です。

また、飼い主として一貫した行動を取りましょう。
犬が同じ行動をとったのに、飼い主の気まぐれで、曖昧な行動はとってはいけません。例えば「あるときは褒めてくれた、あるときは叱られた」「昨日はノーと言われたけど、今日は何も言われなかった」などです。これでは、犬は何が良くて何が悪いのか混乱し不安を感じてしまいます。

トレーニングの順序が正しくても、信頼関係が無ければ効果を発揮することは難しいです。犬が安心して飼い主さんの指示を聞ける環境を整えてあげましょう。

②犬それぞれの性格や特徴を理解する

ラブラドールレトリーバーひとくくりにいっても、人間と同じで1頭1頭、成長スピードも違えば性格も異なります。社交的な性格の子もいれば内向的な性格の子もいます。
例えば内向的な性格の子を、「お友達を作ってほしいから、自由に他の犬と触れ合ってもらおう」などとドッグランに無理に放しても、怯えてしまうかもしれません。かえって他の犬が苦手になり、上手くいかない可能性も高いです。犬も人間と同じで、性格はなかなか変えられないもの。その子にあった、しつけやトレーニングをしてあげましょう。

③トレーニング通りにすると、とって良いことが起こると思わせる

犬の習性はとてもシンプルです。
「自分の行動で嬉しいことが起こると、その行動をとる頻度が増える」、「自分の行動で嫌なことが起こると、その行動をとる頻度が減る」を活かして、トレーニングを行いましょう。

犬にとっては、このような心理です。
【自分の行動で嬉しいことが起こると、その行動をとる頻度が増える】
「「おすわり」って言われて床にお尻を付けたら褒められる!この前もそうだった!」
→「「おすわり」って言われたら床にお尻をつけるようにしよう!」

【自分の行動で嫌なことが起こると、その行動をとる頻度が減る】
「遊んでほしいからたくさん吠えたけど遊んでもらえない。この前も無視された。」
→「もう構ってほしいときに吠えるはやめよう」

犬は繰り返し体験することで、行動を習慣化させていきます。そのため、犬にとっての「嬉しい」体験は何なのかを想像しながら、トレーニングを行うことが重要です。
実際のしつけには手順があるため、詳しくはトレーニングの進め方をご確認ください。

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④しつけ・トレーニングは、褒めて伸ばす

犬は正解を教えてもらえないと、何が正解かわかりません。犬にとって嬉しい体験をしてもらうことで、正解を分かってもらいましょう。

犬の行動を無視する、いい子にできたら褒める・おやつをあげるなどして、犬に何が正解か分かってもらいましょう。
具体的には、このようなことができます。
「散歩の時間が楽しみ!散歩前は興奮して吠え続けちゃう。けど、吠え続けていると無視をされて散歩に連れて行ってくれない」
「吠えるのをやめて大人しくしてたら「いい子」と褒めてくれた。散歩に連れていってほしいから、吠え続けるのをやめよう」
このように、何度も繰り返し褒められることで、正しい状況や行動を学習していきます。

⑤厳しく叱らない

犬を厳しく叱ることは犬からの信頼を失いかねず、かえって問題行動を起こしやすくするため、逆効果です。

犬がトイレを失敗した。クッションを噛んでボロボロにしてしまった。そんな時に「なんでそんなことをするの!」「ダメじゃない!」と大声で怒鳴っても求める効果はありません。
犬は人間の言葉も、人間社会のマナーも知りません。犬は「トイレをしちゃいけないのかな?怒られるのは嫌だから隠れてしよう」「おもちゃ(クッション)で遊んでただけなのに、大きな声を出された、怖い」、もしくは「おもちゃ(クッション)で遊ぶと、飼い主さんが反応してくれる」と思ってしまうでしょう。

⑥1回のトレーニング時間は短く、コツコツと毎日続ける

犬が集中できる時間は5分程度です。子犬の場合は、更に短く3分程度と言われています。
それ以上長くトレーニングをすると集中力が切れてしまい、トレーニングの効果が薄れてしまいます。
またトレーニングは、毎日コツコツと続けることが重要です。継続することで、犬はトレーニングの意味を理解して、飼い主さんとの絆も深まります。
1回のトレーニングは短時間でさっと終わらせ、継続的にトレーニングを行いましょう。

⑦犬がやってはいけないことは、未然に防ぐ

犬が人間にとって悪いことをして、わざわざ怒られてしまう環境を作らないよう工夫をしましょう。
イタズラされて困るものや、噛まれて遊ばれたら困るものを犬の届くところに置かない。キッチンや寝室など、入ってほしくないところには柵を設けるなど、事前に対策を取りましょう。

例えば、留守番中にゴミ箱にイタズラをするのは、イタズラできる場所にゴミ箱があるからです。
スリッパで遊んでしまうのは、スリッパが置いてあるからです。イタズラをされないように、ゴミ箱を高い位置に移動したり、スリッパを棚の中にしまっておきましょう。

ラブラドールレトリーバーの性格

ラブラドール・レトリーバーは盲導犬などで活躍する従順で学習能力が高い犬種です。大きく、賢く、運動が大好きで、優しい性格が特徴。穏やかで子供にも適しています。訓練やしつけに優れ、知性と順応性が高い。番犬向きではありませんが、聡明でフレンドリー。警察犬、捜索救助犬、麻薬探知犬など多くの分野でも活躍しています。

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ラブラドールレトリーバーのしつけやトレーニングを始める時期

ここからは、ラブラドールレトリーバーのトレーニングを始める時期について説明していきます。

■お迎え後すぐがベスト

「いろいろ教えなきゃいけないことがありそうだけど、しつけっていつから始めたらいいんだろう?」なんて、お悩みではありませんか?
ラブラドールレトリーバーのしつけを始めるタイミングは、結論「お迎え後すぐ」がベスト!

生後2,3か月頃までは犬にとって「社会化期」と言われており、色々なことを吸収しやすい時期です。

社会化期の詳細や、子犬にしつけをする際の注意点は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

■トレーニングの開始時期が遅いとよくない?

犬が一度覚えた習性を後から直すのはとても大変です。できればお迎え後のまだ何も体験していない時期に、「犬にとってほしい行動」を覚えてもらい、「犬にしてほしくないことは犬が覚えてしまう前にさせない」ことが重要です。

犬は繰り返し体験することで、行動を習慣化させていきます。
例えばたくさん吠える癖がついている犬は、過去に犬がかまってほしくて吠えたときに飼い主さんが反応してしまったからかもしれません。
しかし、犬が一度覚えたことを、トレーニングによって修正することもできます。成犬であっても、飼い主が諦めずにトレーニングに付き合うことで、犬にとって良い習慣をつけてもらうことができます。

ここでは成犬のトイレトレーニングについて解説しています。

ラブラドールレトリーバーのしつけやトレーニングのときに必要なもの

ラブラドールレトリーバーのしつけやトレーニングを始める前に、準備しておくべきグッズをチェックしておきましょう。

■おやつ

おやつをうまく使用し、犬との信頼関係を深め、トレーニングの効果をアップさせましょう。
トレーニングは繰り返し継続して行うため、なるべく小さく、健康的で太りにくいおやつがおすすめです。小型犬用のドライフードを一粒づつあげる形でも問題ありません。

■サークル、ケージ、クレート

サークル、ケージ、クレートの3つは、一般的に「ハウス」として使われます。ハウスとは「犬の居場所」のことです。
お留守番、トイレ、吠え癖のトレーニングなど、さまざまなシーンで使用します。

サークル、ケージ、クレートの詳細については以下をご確認ください。

その他、飼い始めのときに準備しておくべきグッズの詳細はこちら

ラブラドールレトリーバーをお迎えしたら教えたいこと

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ここからは、ラブラドールレトリーバーをお迎えしたら教えるべきことについてお伝えします。
ラブラドールレトリーバーの成犬の飼い主さんで、出来ている場合は飛ばしていただき、できていないものがあれば復習していきましょう。

①ラブラドールレトリーバーに名前を覚えさせる

当たり前のことですが、とても重要です。
ポイントは呼び名を統一することです。複数の呼び名で呼んでしまうと、愛犬が混乱してなかなか自分の名前を覚えられません。後々のしつけに影響があるので、注意しましょう。

■名前を覚えさせるトレーニングの流れ

・まず、犬の名前をはっきりと呼びます
トレーニング中は、犬の名前をはっきりと伝えるようにしましょう。「◯◯」や「◯◯ちゃん」など言い方に差があると、犬は自分の名前かどうかわからなくなってしまうため、呼び方を統一しましょう。

・犬が反応したらすぐに明るい声で褒めてあげましょう
名前を呼んだ後に犬が反応したら、おやつやおもちゃをあげるのも効果的です。日常生活の中でも、散歩の時など様々なシチュエーションで犬の名前を頻繁に呼んであげることで、自分の名前を認識していきます。

子犬が自分の名前を覚えるのには、時間がかかることもあります。焦らず根気よく続けて行ってください。

②ラブラドールレトリーバーとアイコンタクトがとれるようにする

名前を覚えたら、次はアイコンタクトです。
必要なときに、飼い主であるあなたに注目させることが目的です。アイコンタクトができるようになると、犬と飼い主の意思疎通がスムーズになります。それだけでなく、その後のトレーニングにも活用できます。ぜひ犬に覚えてもらいましょう。

■アイコンタクトのトレーニングの流れ

・愛犬がリラックスしている状態を作る
無理に目を見させるのではなく、自然な形でアイコンタクトを促します。

・犬が飼い主の目を見た瞬間に、「いい子ね」や「よくできたね」と声をかける
この時、声のトーンは優しく、愛情を込めて伝えてあげるのが効果的です。

■おやつを使った、アイコンタクトのトレーニングの流れ

アイコンタクトのトレーニングには、おやつを使ったものもあります。
・おやつを手に持ち、犬の目の前でゆっくり上下左右に動かします
・犬の目が追いかける中、飼い主の目と犬の目が合った瞬間に、すぐにおやつを与えましょう
・犬がアイコンタクトを取ることでご褒美がもらえることを理解してくれます
・おやつをあげる頻度を徐々に減らしていき、トレーニングが完了です

アイコンタクトのトレーニングの詳細はこちらをご確認ください。

③ラブラドールレトリーバーのトイレトレーニング

トイレトレーニングは、早めに開始しましょう。
トイレが上手にできていないと、お家のさまざまなところで粗相をされてしまいます。また、一度粗相をしたところを、犬はトイレだと思ってしまいます。

■トイレトレーニングの流れ
・おうちに連れて帰ってもすぐに部屋に放さない
・トイレトレーニングのスケジュールを立てる
・トイレのサインを見逃さず、トイレシートに誘導する
・トイレができたら褒めてあげる

トイレトレーニングの詳細は、こちらの記事をご確認くださいね。

④ラブラドールレトリーバーのボディコントロール

ボディコントロールは、愛犬が自分の体を触られることに慣れさせることです。お迎え後は愛犬に触れる機会を徐々に増やして、愛犬の警戒心を解いてあげましょう。
ただし、かわいいからといって、急にしっぽや頭などに触れると愛犬が飼い主であるあなたを警戒してしまいます。

触る際のポイントは、首や背中などの犬が嫌がりにくいところからスタートすることです。その後、あごの下、足やおなかなど、徐々にさわる範囲を増やしていきます。あくまでも徐々に慣れさせてくださいね。
飼い主が犬の体を触ったり、足などの体の一部を動かしても犬が嫌がらなければOKです。

自宅でのシャンプーや、病院の診察時にいい子にできるよう、子犬の時期から準備しておきましょう。

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⑤ラブラドールレトリーバーのハウストレーニング

「ハウス」は愛犬が落ち着いて過ごすためにもとても重要です。愛犬がストレスなく、快適に過ごすためや、お留守番や宿泊先で安心して過ごすために早めに覚えておきましょう。

⑥ラブラドールレトリーバーに甘噛みをやめさせる

もちろん、それぞれの犬によりますが、子犬の時期は甘噛みをする可能性が非常に高いです。かわいいからといって甘噛みを放置するのはよくありません。お友だちや散歩中の他の犬に噛みつき、ケガをさせてしまう、なんてことに繋がってしまうからです。甘噛みのしつけは以下の記事を参考にしてみてくださいね。

ラブラドールレトリーバーに教えたいコマンド

ここまでできたらコマンドを教えていきます。コマンドは飼い主であるあなたと、愛犬とのコミュニケーション手段です。代表的なコマンドとそれぞれの目的には以下のようなものがあります。

①おいで

ラブラドールレトリーバーにおいでを教えるのには、このような目的があります。

■事故を未然に防ぐ

おいでができるようになると、日常生活でのマナーや安全性を高め、事故を未然に防ぐことができます。
例えば散歩中にリードが外れてしまったときや、危険な場所に走り出してしまったときに使います。また、ドッグラン等でお友達を追いかけたり、追いかけられて怖がっている愛犬を助けるときなどにもおいでを使用します。

■他のトレーニングの基本となる

トレーニングの基本になるコマンドには、「おいで」の他にも「おすわり」や「まて」などがあります。「おいで」はこれらのコマンドの基本となります。

②おすわり

ラブラドールレトリーバーにおすわりを教えるのには、このような目的があります。

■犬の気持ちを落ち着かせ突発的な行動を抑制する

犬が興奮や不安を覚えているときに、「おすわり」でじっとさせることで、犬の気持ちを落ち着かせることができます。

■日常生活でのマナーや安全性を高め、事故を未然に防ぐことができる

散歩中に他の人や犬に吠えかかったり、飼い主を引っ張ったりしてしまうときの行動を防ぐことができます。
車通りの多い危険な場所でも、指示を冷静に受け入れ、交通事故などを回避できるようになります

■他のトレーニングの基本となる

「おいで」と同様、「おすわり」もトレーニングを行ううえでの基本のコマンドとなります。おすわりがきちんとできることで、他のトレーニングもスムーズに行えるようになります。

③まて

ラブラドールレトリーバーにまてを教えるのには、このような目的があります。

■犬の衝動的な行動を抑制する

犬が突発的な動きをしてしまう状態を制止させ、トラブルや危険を回避させることができます。
また、感情よりも飼い主の指示に従うことを優先できるようになるので、わがままを起こしにくくなり、普段の生活から穏やかな心を保ちやすくなります。

■日常生活でのマナーや安全性を高め、事故を未然に防ぐことができる

車通りの多い危険な場所でも、信号待ちのとき、指示を冷静に受け入れ、交通事故などを回避できるようになります。
また、散歩中に拾い食いをしそうになったとき、「まて」と伝えることで拾い食いを防いだり、ハウスからの飛び出しを防ぐことができます。

■他のトレーニングの基本となる

コマンドには他にも「おて」や「ふせ」などがあり、同じようにトレーニングをしておきたいもの。「まて」は「おすわり」同様、それらのコマンドの基本となります。
まてがきちんとできることで、他のトレーニングもスムーズに行えるようになります。

④ふせ

ラブラドールレトリーバーにふせを教えるのには、このような目的があります。

■負担の軽減

ふせは、お腹が地面に密着した姿勢です。お腹でも体を支えることができるようになるため、体重を支えていた前足や後ろ足への負担が軽減されます。

長時間待っていてもらう必要がある時などは、ふせの姿勢で待機してもらうことで、犬の体への負担が軽減されます。

■突発的な行動を抑制し、安全な行動ができる

ふせは、おすわりと比べて、すぐに立ち上がることができません。「ふせ」でじっとさせることで、突発的な行動を抑制することができます。

例えば散歩の際、信号待ちをしている時にふせをさせることで、突然車道に飛び出してしまうことを防げます。

⑤おて

ラブラドールレトリーバーにおてを教えるのには、このような目的があります。

■日常のお手入れがやりやすくなる
前足に触られることに慣れさせることが大きな目的です。
おてに慣れると、爪切りやブラッシングなどがやりやすくなります。また、散歩から帰ってきたときに、愛犬の足を拭きやすくなります。

ラブラドールレトリーバーの問題行動、その対処法

「しつけがしやすい犬種」「しつけが難しい犬種」などの情報が溢れていますが、あくまでも一般的な傾向であって、犬の性格や特徴は犬それぞれです。ここでは、ラブラドールレトリーバーによくある問題行動である、吠え癖と噛み癖、散歩中の問題行動について、またその対処法について確認していきましょう。

ラブラドールレトリーバーの吠え癖

犬は人間のように言葉を話せませんが、その代わりに「吠える」ことで気持ちを伝えようとしています。よく犬が吠えることを「無駄吠え」と言いますが、実際は人間が勝手に「無駄」と判断しているだけで、どの犬にも吠えている理由があります。

吠える原因と対処法はこちらをご確認ください。

ラブラドールレトリーバーの噛み癖

犬はもともと、噛みに対する欲求が強い動物。噛むことは犬の習性であり、噛みつくこと自体に問題はありません。

しかし噛み癖がエスカレートすると、飼い主や他の人、他の犬にケガをさせる、家具を噛んでボロボロにしてしまうなどの問題が起こります。

犬が人や物を噛む原因とその対処法は、こちらをご確認ください。

ラブラドールレトリーバーの散歩中の問題行動

散歩は、犬にとって一日の中で一番の楽しみです。飼い主さんにとっても、愛犬とコミュニケーションをとる良い機会です。

そんな散歩中に、
・散歩中に他の犬に吠えて困った
・リードを引っ張られて思うように進めない
・拾い食い癖がある
など、いろいろと困った経験はありませんか?

散歩中の問題行動と対処法はこちらをご確認ください。

自分だけでしつけやトレーニングが難しいときは

ここまでラブラドールレトリーバーのしつけや、トレーニングのポイントをお伝えしてきました。

しかし、自分だけでは難しい場面や、正しくトレーニングを行っているのに効果がでないこともあるかもしれません。そんな時は、しつけ教室やドッグトレーナーに相談するとよいでしょう。

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■しつけ教室で、できること

しつけ教室では、飼い主さんそれぞれのお悩みに合わせたトレーニングを行います。また、しつけ教室でトレーニングを行うドッグトレーナーは、犬の問題行動の専門家です。飼い主さんへのヒアリングや犬の行動を分析して、適切なトレーニングカリキュラムを提案してくれます。

■しつけ教室・トレーナーの選び方

【経験豊富なトレーナーを選ぶ】
しつけ教室やドッグトレーナーを選ぶ際には、トレーナーの経歴や実績を確認し、その経験が飼い主さんそれぞれのお悩みに合っているかを見極めることが重要です。

【「褒めて伸ばす」トレーニング方法を選ぶ】
しつけ教室を選ぶ際には、どのようなトレーニング方法を採用しているかを把握することが大切です。例えば、褒める等のご褒美でトレーニングすることを中心とするトレーニング方法は、犬の学習にとってポジティブな影響があり、ストレスを最小限に抑えることができます。

【オンラインしつけ教室を選ぶ】
オンラインでのしつけ教室も選択肢の一つです。犬が「しつけ教室ではいい子にするのに、家ではもとに戻ってしまう」というお声をよく聞きます。これは犬の弁別能力によるもので、犬は特定の環境や状況に応じて行動を変えるという習性があります。

しつけ教室では、犬はしつけ教室の環境・ルーティンに従ってコマンドや振る舞いを学びます。しかし、家に戻ると環境が変わるため、しつけ教室で習ったことを、そのまま家では再現できません。

これを解決するためには、家でもしつけ教室同様にトレーニングを行い、犬に家でどのように振る舞えばいいかを教える必要があります。犬が家でのルーティンや、やるべきことを理解することで、しつけ教室と同じように良い行動ができるようになります。

こちらから、オンラインしつけができるトレーナーを探すことができます。
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まとめ

今回はラブラドールレトリーバーのしつけや、トレーニングのポイントをお伝えしました。
犬の行動には必ず理由があります。ラブラドールレトリーバーにしつけやトレーニングを行う際の注意点をよく理解し、適切なしつけをすることが大切です。また、頭ごなしに叱るのではなく、愛犬の行動を褒めてあげるしつけで、信頼関係をアップさせましょう。

やり方が分からないときは、ぜひドッグトレーナーさんなどに相談してみてくださいね。